光明寺・木造十一面観音立像

(重要文化財)

SIZE:103.2cm

桧材一木彫眼の彩色立像で舟形唐草光の光背を負い三重の蓮華座上に立って右手を垂下し左手に宝瓶を持ち複雑な纏衣をまとい、動的に表現されている。遊び足の立像で宝冠および臂釧は彫出され全体に黒褐色を呈している。彩色の剥落はないが、ところどころに五弁花の円文がのこりわずかに截金が光っている。頭上の十一面化仏、右手首、纏衣、持物および裳先は明治43年に補修したものである。彩色は鎌倉頃と考えられるが仏身は彩色よりも古く、藤原初期の製作と推察されている。本像の特徴は両足の間に裳先を巻き込ませたところにあり、本像の動きを巧みに現す手法がとられている。

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